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山形県産 米の娘ぶた

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米の娘ぶたが食べられるお店

米の娘ぶた おいしさのひみつ

GEA0053

山形県・寒河江市

GEA0053 外観

山形の魅力を世界へ。
築100年を超える石蔵をリノベーションした複合施設「GEA」。
そのレストラン「GEA0053」は山形の食の豊かさを発信しています。

山形と世界をつなぐ文化の発信地にしたいと、寒河江市の佐藤繊維株式会社が築100年以上の石蔵をリノベーションした複合施設「GEA」。衣食住をテーマに、自社ブランドや世界の最新ファッション、暮らしを彩る食器や雑貨が揃い、レストラン「GEA0053」では山形の食の豊かさを発信しています。

「弊社を訪れる海外のバイヤーさんも、山形産の食材と料理を味わっていかれます。寒河江には温泉もありますから、宿泊も兼ねてゆっくり過ごしていただきたいですね」と話すのはホールマネージャーの日野明子さん。GEAは、独自の視点(目線)で国内外のものづくりの魅力を発信するとともに、山形の魅力を世界に向けて伝えることがコンセプト。その作り手の一人がシェフの磯野将大さんです。


食材の豊富な山形に惹かれたという磯野シェフが、今、夢中になっているという豚肉加工。
「米の娘ぶた」は色鮮やかな野菜たちと豊かな味わいを奏でていました。

磯野シェフは香川県の出身。山形・東北の自然と人とが作る生命力あふれる食材に魅了されたといいます。日ごろから産直や有機野菜を育てる生産者のもとへ足を運び、今この地にいるからこそ味わえる旬の食材を使って、イタリアンをベースに山形仕様にアレンジした料理を提供しています。「食べ慣れた地元食材も、その持ち味の幅や深みを再発見してもらえたらうれしいですね」。

そんな磯野シェフが最近、試作を重ねているのがハムやソーセージなどの加工肉作り。その原材料に「米の娘ぶた」を使用しています。「『米の娘ぶた』は国産の飼料用米とホエー(乳清)を食べて育つと聞いて興味が湧きました。実際に食べてみると、豚肉特有の臭みがなく、赤身が多いので加工に適し、肉本来のおいしさを表現できると感じたんです」と磯野シェフ。筋が多くうま味のあるうで肉は、ひき肉にしてソーセージにしたり、背脂と合わせてコクのあるハムにしたり。また、肩肉はラグーソースにして地元産の落花生やむかごとリゾットやパスタにしたり。


食材と出会い、料理を通して山形の“おいしい”を分かち合いたい。

「今度は果物と一緒に料理してみたいですね。ブドウやラ・フランスと合うと思います」。食材との出会いから、常に料理のインスピレーションを受けているという磯野シェフ。「山形は本当に、おいしいものであふれています。それは決して当たり前のことではありません。私たちが作る料理を通して、その“おいしい”を皆さんと分かち合えたらいいですね」。食材が育つ場所に立ち、味わうことで創造する、新しい山形の料理。食材がよろこぶ一皿との出会いがGEAで待っています。


「米の娘ぶた」の美味しい一品!


「米の娘ぶた」の自家製ハムと ソーセージ盛り合わせ

「米の娘ぶた」の自家製ハムと ソーセージ盛り合わせ

ディナータイムのアラカルト。ほど良いうま味が特長のロースハムと、うで肉と背脂で作るしっとりとコクの深いハム、食欲をそそる塩気と食感豊かなソーセージ。「米の娘ぶた」の味わいを食べ比べ。

オレキエッテ「米の娘ぶた」ラグーソース

オレキエッテ「米の娘ぶた」ラグーソース

香味野菜と鶏のだしでやわらかく煮込んだ豚肩肉に生クリームを加え、ショートパスタと合わせて。生落花生とパルミジャーノチーズが「米の娘ぶた」を引き立てます。

Interview

シェフ 磯野 将大 さん

香川県出身。大学を卒業後、料理専門学校に進学。京都市内のイタリアンレストランで経験を積んだ後、アジアベストレストラン50に2年連続で選ばれたシンガポールの「lggy’s」に勤務し、料理長を務める。再び日本で働きたいという思いから、オープンを控えた「GEA」を知り、シェフに着任。食材の特徴と鮮度を最大限に生かすためメニューは固定せず、その日の食材を楽しめる旬の料理を提案している。

取材・文=阿部 薫

GEA0053

GEA0053

営業時間/
Lunch&cafe 11:30〜16:00 L.O
(Lunchは11:30〜14:00 L.O)
Dinner(コース)18:00or19:30 2部制
※金・土曜日のみ 前日までの完全予約
Dinner(アラカルト)17:00〜20:00 L.O
※日・月曜日のみ 予約可
※貸し切りのため休業となる場合もあります。
定休日/火曜日、第2、4水曜日

山形県寒河江市元町1-19-1 Tel.0237-86-3930
https://www.gea.yamagata.jp

家庭でもできる!レシピ お店に聞いた「米の娘ぶた」
おすすめレシピ

「米の娘ぶたベーコン」と残り野菜のミネストローネ

「米の娘ぶたベーコン」と残り野菜のミネストローネ

磯野シェフがイタリアのマンマの味、ミネストローネを教えてくれました。ポイントは、細かく切った野菜に塩を加え、水分がなくなるまでしっかり炒めること。これからの季節はごぼうや大根など根菜類をたっぷり入れた具だくさんスープで、心も体もあったかく!

材料(一人分)

    【A】

  • ベーコン 100g
  • にんじん 1/4本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • トマト 1個
  • 残り物の野菜(根菜類がおすすめ)
  • オリーブ油 大さじ2
  • コンソメまたはブイヨン 適量 ※お好みで
  • 塩 少々
  • 水 適量
  • 塩、こしょう 適量
  • 粉チーズ 適量
作り方
  • 食材は細かく切っておく。
  • 鍋にオリーブ油と【A】の材料をすべて入れ、軽く炒めたら塩を加える。
  • Aの野菜から出る水分がなくなるまでしっかりと炒める。鍋底が薄く焦げ付いてきたら、ひたひたの水を加え、お好みでコンソメまたはブイヨンを加えて、10分ほど煮る。
  • 塩、こしょうで味を調え、粉チーズで仕上げる。
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Cardle

このコンテンツは、山形県庄内の魅力を旅する地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」2018年11月号に掲載された、「米の娘セレクション 美食漫遊レストラン」の記事を紹介しています。掲載している情報、および掲載誌に関しては、下記の発行元のウェブサイトよりお問い合わせください。

株式会社出羽庄内地域デザイン Cradle編集部

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