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山形県産 米の娘ぶた

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米の娘ぶたが食べられるお店

米の娘ぶた おいしさのひみつ

蔵ダイニング 紅月庵(くげつあん)

山形県・河北町


戸前の重厚な観音扉に、おおらかな切妻屋根が目を引く土蔵造りのレストランが今年1月11日、河北町にオープンしました。築200年の土蔵を移築、リノベーションした和風の店内でフレンチ&イタリアンの“普段着のごちそう”のひとときをぜひ。

70年代、日本のフランス料理界は本場フランスでの修業から帰国したシェフらによって、新しいスタンダードが生まれつつありました。調理技術もレシピも日進月歩で発展するその時代に料理人を志したのが、紅月庵のオーナーシェフ植松勝栄さんです。

植松さんは当時宮城県下でも最大級の総合宴会場「仙台勝山館」に勤務し、フランス料理をはじめ多岐にわたる調理を学びました。その後35歳で独立、帰郷して山形市にレストラン「ビストロマーシー」を開店します。このところインスタグラムなどで「まるごとカマンベール」をのせたハンバーグやオムライス、パスタが話題となっているお店です。

植松さんはフランス料理を本格的に学んだ後、自らのお店は「普段着で来られるレストランに」と親しみやすい洋食メニューと価格を設定、今では幅広い年代の女性客が9割を占め、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気で人気となっています。


蔵ダイニング 紅月庵 店内の様子

地産地消をテーマとした「紅月庵」を開店、地元の豊富な食材を振る舞う店に

その植松さんが新店「紅月庵」を構えたのは、実家のある東根市に近い河北町。隣接する「白鳥十郎そば本舗」は弟さんのお店です。紅月庵では「地産地消」を謳っている通り、植松さんの実家の米や野菜、サクランボなどの果物のほか、地元の「かほくイタリア野菜」など「ありがたいことに、ないものがない」と自負するほどの食材をそろえています。 メニューはオムライスやハンバーグ、チキンソテーやパスタなどに加えて、大商金山牧場が扱う山形県産牛を使ったステーキ丼とローストビーフ丼を用意。和牛や魚、鶏肉、パスタなどの各コースも充実しています。(予約制)


築200年の土蔵を移築、リノベーションした和風の店内

山形県産牛のステーキ丼

「米の娘ぶた」のうまみを野菜に移すことで、味と香りの相乗効果を生み出す

長く普段使いの洋食店を営んできた植松さんですが、今回は特別に「米の娘ぶた」を使って真骨頂のフレンチの一品を作っていただきました。「豚肉の調理は強火で焼き上げてうまみを閉じ込めますが、このレシピのように野菜にうまみを移すのも一つのコツです。白菜とマッシュポテトに豚肉のうま味を吸わせることで味や香りの相乗効果が生まれます」。

「米の娘ぶた」バラ肉のミルフィーユ

次は、好きな料理を365日楽しく作れるお店をひらきたい

新店をオープンしたばかりの植松さんの次なる夢は、フランス料理をベースに「好きなものを好きなだけ作る」小さな店を持つこと。「仕事が楽しくて、365日料理をしていたい」と話す植松さん。普段着で楽しむ洋食メニューも良し、メニュー以外の本格的なフレンチを味わってみたい方はぜひご予約を。

「米の娘ぶた」の美味しい一品!


山形県産牛のステーキ丼

洋食をベースに和風を加えたメニューが紅月庵の特徴。大商金山牧場で取り扱う山形牛を使って、ステーキ丼やローストビーフ丼に。ミディアムレアに焼いた牛肉をアツアツのご飯の上にのせると、甘い脂が溶け出してジューシーな食感に。みそ汁、おしんこ付き2,300円。

Interview

オーナーシェフ 植松 勝栄 さん

東根市出身。高校卒業後に上京して一般企業に就職し、25歳で帰郷。手に職を得ようと、仙台市の勝山企業株式会社が運営する宮城調理師学校(現宮城調理製菓専門学校)に進学。同グループが経営する総合宴会場「仙台勝山館(しょうざんかん)」に長く勤務し、その後は製菓店などで経験を積み35歳で独立、山形市にレストラン「ビストロマーシー」をオープン。桧町から現在の馬見ヶ崎に移転後も、長く親しまれる人気店となっている。

蔵ダイニング 紅月庵(くげつあん)

蔵ダイニング 紅月庵(くげつあん)

西村山郡河北町谷地月山堂406-1
Tel.0237-87-9100

営業時間/
18:00〜22:00(21:00 LO) ※昼は予約制

定休日/木曜日

家庭でもできる!レシピ お店に聞いた「米の娘ぶた」
おすすめレシピ

「米の娘ぶた」バラ肉のミルフィーユ

「米の娘ぶた」バラ肉のミルフィーユ

白菜と豚バラといえば“ミルフィーユ鍋”でもおなじみの相性のいい食材です。今回はこの2つの食材を使って、フランス料理のメインにもなるレシピを教えていただきました。白菜やマッシュポテトの他にもエビやカニなどお好みの具材をサンドして、お気に入りの一皿に仕上げてくださいね。

材料(4〜5人分)
  • 「米の娘ぶた」バラスライス 200g
  • 白菜 1/2個
  • じゃがいも 3個
  • こしょう
  • バター
  • 牛乳
    ソース、付け合わせはお好みで
作り方
  • 豚バラスライス、白菜は2〜3センチ幅くらいに切る。白菜は下ゆでする。
  • マッシュポテトを作る。鍋に皮付きのじゃがいもとたっぷりの水を入れて、沸騰したら弱火にして20〜30分程度、水気がなくなるまでゆでる。じゃがいもが熱いうちに皮をむいてつぶす。
  • Aとバターを鍋に入れて弱火でなじませる。牛乳を加えて練り、塩、こしょうで味を調える。
  • アルミホイルに豚バラ、白菜、マッシュポテトの順にのせて2層にしたら、アルミホイルで包んで形を整える。オーブン用の耐熱皿を使ってもOK。
  • Cをオーブンで3〜40分ほど焼く。オーブンがなければ魚焼きグリルやトースターで。火の通りが気になるようなら途中で出して確認を。焼き色をつけてできあがり。
    ※冷蔵保存で1週間程度
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Cardle

このコンテンツは、山形県庄内の魅力を旅する地域文化情報誌「Cradle(クレードル)」2023年3月号に掲載された、「米の娘セレクション 美食漫遊レストラン」の記事を紹介しています。掲載している情報、および掲載誌に関しては、下記の発行元のウェブサイトよりお問い合わせください。

株式会社出羽庄内地域デザイン Cradle編集部

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